実践の7 インシュリン抵抗と肥満(生活習慣病)7名改善例

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1. インスリン抵抗性とは

  • インスリンは血糖値を下げるホルモン。
  • インスリン抵抗性とは、筋肉・脂肪・肝臓の細胞がインスリンの作用に鈍くなる状態。
  • 結果、膵臓はより多くのインスリンを分泌 → 高インスリン血症になります。

2. インスリン抵抗性と肥満

  • 高インスリン血症 → 脂肪細胞に脂肪をため込みやすくなる
  • 特に内臓脂肪が増える → 肥満の悪循環
  • 肥満そのものがさらにインスリン抵抗性を悪化させる
    → これを 「インスリン抵抗性と肥満の双方向性の悪循環」 と呼びます

3. インスリン抵抗性と高血圧

インスリン抵抗性があると:

  1. ナトリウム(塩分)の再吸収が増える → 体内水分量増加
  2. 交感神経の活動が亢進 → 血管収縮・心拍数増加
  3. 血管内皮の機能低下 → 血管が硬くなる

これらにより 血圧が上がりやすくなる ことが分かっています。

4. 慢性的生活習慣病との関連

  • 肥満・高血圧・インスリン抵抗性は互いに影響し合う
  • これらがそろうと、メタボリックシンドロームの状態になります
  • メタボリックシンドローム → 糖尿病・脂質異常症・動脈硬化などの慢性的生活習慣病に発展しやすい

5. 因果関係のまとめ(流れ)

インスリン抵抗性
      ↓
高インスリン血症 → 脂肪蓄積 → 肥満
      ↓
ナトリウム貯留・交感神経亢進 → 高血圧
      ↓
慢性的生活習慣病(糖尿病・脂質異常症・動脈硬化など)

  • さらに肥満があるとインスリン抵抗性が悪化 → 悪循環
  • 高血圧も動脈硬化を進める → 心血管リスク増大

6. 東洋医学的な考え方の補足

東洋医学では:

  • 肥満・高血圧・糖尿病などは 「水毒」「痰湿」「気滞」 の状態として捉えることがあります
  • 脾(消化吸収と水分運搬)、腎(代謝と水分調節)、肝(気の巡り)が関係
  • 経絡やツボの刺激、温熱療法などで 水分循環や代謝を整えることが推奨される場合があります

東洋医学での主な治療法

① 経絡刺激(石の温熱療法)

  • 脾経・腎経・肝経のツボを刺激
    • 脾経:消化・水分代謝を整える
    • 腎経:体内の水分・エネルギー循環を促す
    • 肝経:気の流れを整え、ストレス・代謝低下を改善
  • 方法:
    • ヨモギスミ温熱法(温める施術)
  • 効果:
    • 血流改善、代謝の促進
    • 水分・脂質の滞り(痰湿)の軽減
    • 自律神経調整による代謝改善

② 漢方OIL経絡刺激

漢方オイル経絡刺激でリフレッシュ効果、代謝されやすい身体に

生活習慣改善

薬と併せて、生活習慣の改善が根本対策になります。

  • 食事療法
    • 糖質のコントロール(低GI食品、白米より玄米など)
    • 野菜・海藻・タンパク質をバランスよく摂る
    • 間食や甘い飲み物の制限
  • 体重管理
    • 内臓脂肪を減らすことがインスリン抵抗改善の最短ルート
  • 禁煙・節酒
    • 喫煙はインスリン抵抗を悪化させます
    • 過度のアルコールも血糖や血圧を乱します

運動療法による改善

① 有酸素運動

  • ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など
  • 目安:週150分以上(1日30分×5日など)
  • 効果:
    • 筋肉での糖利用増加 → 血糖低下
    • インスリン感受性改善
    • 体脂肪・内臓脂肪減少
    • 血圧改善

筋力トレーニング(レジスタンス運動)

  • スクワット、腕立て、ダンベル運動など
  • 週2〜3回
  • 効果:
    • 筋肉量増加 → 基礎代謝上昇
    • インスリン抵抗性改善
    • 血糖コントロール補助

③ 日常生活での工夫

  • エレベーターより階段
  • 買い物で歩く距離を増やす
  • 長時間座りっぱなしを避ける(30分ごとに立ち上がる)

3. 改善の流れ

  1. 食事・運動・生活習慣改善で体重・内臓脂肪を減らす
  2. インスリン抵抗性の改善 → 血糖コントロールが良くなる
  3. 高血圧や脂質異常症も改善され、生活習慣病の連鎖を断つ