実践例1 難病の萎縮性胃炎

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実践の例1です。

原因がわかりません。食欲がどんどん減っていきます。その原因は何でしょうか。
病院で胃カメラ検査をしましたが、まったく問題はありませんでした。
しかし、食欲がなく、どんどん痩せていくAさんです。年齢は74歳です。
その後、血液をアメリカに送って検査しました。
アメリカで血液を調べたところ、「萎縮性胃炎」と言われました。

萎縮性胃炎は痛みがほとんどない場合も多い病気です。?

症状が出ないこともある

萎縮性胃炎では、次のようなケースがよくあります。

① 症状がほとんどない

  • 自覚症状なし
  • 健康診断の胃カメラで偶然見つかる

② 軽い症状だけ

  • 食欲がない
  • 少し胃がもたれる
  • 体重が減ることもある

③ 痛みがないことも多い

  • 胃の強い痛みが出ない人も多い
  • だから気づきにくい

なぜ痛みが出ないのか

萎縮性胃炎は、胃の粘膜がだんだん薄くなる病気です。
炎症はありますが、強い刺激が少ないので痛みが出ないことがあります。

当院の施術

74歳の患者。主訴は食欲不振および体重減少。
西洋医学的検査として胃内視鏡検査を実施したが、明らかな器質的異常は認められなかった。

当院にて経絡および兪穴の圧痛を検査したところ、背部の腸兪(大腸兪・小腸兪)には明らかな圧痛は認められなかった。また、胃に関連する局所にも顕著な圧痛はみられなかった。

しかし、背部兪穴である 脾兪、肝兪、腎兪 に明確な圧痛反応が認められた。

以上の所見より、本症例は単純な胃局所の問題ではなく、脾・肝・腎の機能失調に伴う消化機能低下と判断した。

治療方針としては、胃局所への直接的な施術は行わず、脾経および肝経を中心とした経絡調整を行った。具体的には、背部兪穴への温熱療法およびツボ刺激を主体とした施術を継続した。